2015年06月15日

BOUT20 TOMONORI選手

 6/13(土) 札幌/テイセンホールにてBOUT20が開催され、メインイベントでTOMONORI選手がISKA世界フライ級タイトルマッチの王座決定戦に挑みました。

対戦相手はポール・ダ・シルバ選手。
イギリス出身でプロ戦績は64戦46勝18敗3分(30KO)。
WBCムエタイインターナショナルタイトルやWMCヨーロッパ52kgチャンピオン等数々のタイトルを獲得している強豪。
この試合に挑む前に試合動画を見たがアグレッシブでパンチを振り回すワイルドな選手。
その後も写真や動画だけ見てだが、ものすごいワイルドな荒くれ者と勝手にイメージしておりました。
しかし計量での印象をTOMONORI選手から聞いたところ、凄いジェントルマンだったそうです。
実際、試合直前のルール説明で会った時、とても礼儀正しい紳士でありました。

<札幌入り>
我々セコンド陣は前日に札幌に到着。国分省吾こと有川君も駆けつけてくれた。
丁度札幌市内は札幌よさこいソーラン祭りが行われており多くの人で賑わっておりました。
前日計量はバッチリOKだったとの報告を受け一安心。

<試合当日>
TOMONORI選手が主宰するGRABSキックボクシングSTUDIOをサポートする為、OGUNIの池袋から札幌に拠点を移し北海道民となった米山君とも合流。
<米山塾長>
TOMONORI会長から塾長と呼ばれており、トモノリ君得意のあだ名の命名だけであって、他の人は呼んでいないのだろうと思っていたら、普通に他の人からも塾長と呼ばれておりました(笑)。
自分とのツテでOGUNIに入り、アマチュア、プロテストと経て選手になり、そしてトモノリ君が地元北海道でジムを開く時に一緒に渡り、今ではGRABSに欠かせないメンバーとしてトモノリ君を支えております。

<試合前>
いつも通りじっくりと時間をかけアップを行い、心身ともに試合に向けて集中力を高めていく。
いままで何十戦もこのルーチンを経てリングに上がってきた。
<入場>
たくさんの仲間が応援に駆けつけてくれ、みんなで円陣を組み、寄せ書きの入ったGRABS旗と仲間たちと共に気合十分でリングイン。
<試合開始>
リングアナのコール後、相手選手と向かい合う。
体格差はなくほぼ同じだが、個々の部位の厚みやキレは完全にTOMONORI選手が上回っており、相手選手はさほど闘志を表に出している表情ではないものの、身長からすると長めの腕にパンチが伸びてきそうだと感じた。
<経過>
序盤はお互い相手の出方を伺い、ジャブや軽いローでけん制しあう展開。
作戦は足を止めてパンチの打ち合いは挑まず、序盤から左右の蹴りを多用した攻撃をする作戦であった。
シルバ選手は思ったほどアグレッシブには仕掛けて来ず、スピードや一発の攻撃力はTOMONORI選手が上回っており、このままミドルとローで攻める作戦は変わらず。
その後、シルバ選手もローを返してくるがスピードとキレはTOMONORI選手ほどのものではないので、警戒すべきはパンチと再確認。R中盤から強いローやミドルをヒットさせ、左のボディへの蹴りに大しても一瞬嫌な表情をしたシルバ選手。後半から有効打で上回るものの決定的な差はつかず。
 インターバル中にルール説明でジャッジスコアはマストシステム(イーブンは無くどちらかに優劣をつける)と聞いていたが、奮起を促すつもりで「このラウンドはイーブンだよ」と言ったところ、この会話が耳に入ったのか、レフェリーから「スコアはマストだよ」と言われた(笑)
2Rも強烈な蹴りをヒットさせるTOMONORI選手、会場内に攻撃音が響くと同時に観客からどよめきが起こる。

<結末>
R後半、左右蹴りを繰り出し極力相手の正面に留まることの無いようにしていたのだが、ふと正面に向かい合った時であった。
シルバ選手の右ストレートが伸び、強打というより顎を打ちぬく一打がモロにヒットし、足もそろっていたこともあり、真後ろに腰から崩れるように倒れダウン。
倒れた瞬間、天を仰ぎながら「ちくしょう」と叫んでいたTOMONORI選手、その後、こちらをみて大丈夫とのジェスチャー、立ち上がりファイティングポーズをとる。
試合続行され、ふらつき等は見られず意識もはっきりしており大丈夫と判断。
シルバ選手もダウンは奪ったものの、まだTOMONORI選手が強い蹴りを返してくるので、強引なラッシュは仕掛けてこず2R終了。
(後日談:相手パンチが見えており、今までであったら難無くこのパンチに対し反応していたのが、体が全く反応せず、貰ってしまった事にたいして発した「ちくしょう」であった)
 3R開始前、勿論ダウンは痛いが、ローやミドルは効かせており、5Rあるので慌てる必要はないので、作戦は変わらず。
3Rが始まり、パンチに対して止まってブロックをする場面が多くなり、ストレートと思ったところ同じ軌道からフックで顎を打ち抜かれ、今度も腰からストンと落ちるようにダウン。何とか立ち上がるも今度はダメージがあり、勝機と見たシルバ選手にラッシュされ、果敢に打ち返すも3度目のダウンを喫する。立ち上がるもダメージは深く、セコンドとしてもすぐに止める準備をしていた所、レフェリーより続行不可能と判断されストップされた瞬間に崩れ落ちるTOMONORI選手。
<結果>3RTKO負け。
試合後のシルバ選手側の話を聞いたところ、TOMONORI選手のキックがかなり強烈でローが効いていたので、長丁場は不利と判断しパンチで早期決着を仕掛ける作戦に変更したとの事でした。
ハイレベルでTOMONORI選手の凄さも発揮された試合でした。
非常に残念な結果となってしまいましたが、いままでもこういった悔しい想いを何度もして、それを乗り越え強くなってきたTOMONORI選手であります。

 一緒に札幌入りしセコンドで共に戦ってくれた有川君、同じく米山君、そしてサポート応援してくださったGRABSのメンバーの皆さん、ありがとうございました。
posted by 管理者 at 01:24| Comment(0) | OGUNI NEWS
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